すでに週末に帰国しました はせがわ(あ)です.
これからも地道に情報をあげますので,お付き合いください.
今回は,前回受け取ったルプラン一式のハードウェア面についてお伝えします.
ルプランは,こんな白いポーチに入れて渡されます.
普段持ち歩くのは,ルプラン専用端末と添付のスタイラス,GPSアンテナだけです.
因みに,ポーチ内側にはちょっと固めの仕切りがあり,そちらにルプラン専用端末の液晶を向けておくと,他の内容物によって液晶に傷がつかないという形になっています.
ポーチの中には,他に細かく(4x4)折り畳まれたユーザマニュアル,利用に関する注意の書かれたビラ,パッキングリスト,レンタル注文書,それとルプラン専用端末とGPSアンテナ用の充電器も納められています.
ユーザマニュアルは両面カラー印刷なのですが,かなりの使用感がありました.使い方が分からない人にはこれだけが頼りだと思いますからね…って,端末にも簡易マニュアルはあるんですけどね.
利用に関する注意のビラも両面カラーなのですが,紙質もよく,比較的新しいもののようでした.
内容も「GPSご利用にあたってのご注意」や「その他のご注意」ですから,サービス開始後に利用者からサポートへの質問・苦情の多かった事柄に対して後から追加された情報なんでしょう.
残りの2枚はモノクロ片面で,レンタルごとに印刷されたもののようです.
おまたせしました.ルプラン専用端末のバラ^H^H脱がしにかかります.
あの特徴的な紅白革ケースは,上部のLEDが並んだインジケータ部分と,液晶部分,下端の充電にしか使わないコネクタ部分,筐体左側の電源スイッチ部分しか開口されていません.
ですから,ジョグダイヤルにバックボタン,アプリケーションキー,上下キーにハードウェアキーなどは全て触れることはできません.
加えて,それらはソフトウェア的にも使用できないようになっているようです.
つまり,電源のON/OFF/HOLD以外は全てスタイラスでの操作ということになります.
PalmやCLIEに慣れたユーザにとっては,スタイラスのみの操作はまどろっこしいところもあるにはありますが,そんなものを使ったことがない人にとっては分かりやすい仕様なんだろうと思います.
ケースは,コネクタ付近でベルクロ(は商標名だけど一般名称は何?)で閉じられています.
革ケース左端のストラップ留め具ではなく,ケース下端の革がループした部分をうまくつかってネックストラップを固定すれば,首から下げた時にまっすぐ下にぶらさがってイイかもしれませんね.
ベルクロから開いてぐぐっと力を入れて中身を引き抜けば…その正体は紛れもなくPEG-TG50です.
TG50本体には,液晶やキーを保護する純正カバーも,そして純正スタイラスも装着されていません.
あの細く落としそうだし使いにくい純正スタイラスではなく,普通のボールペンのような外観のノック式で先端が飛び出るスタイラスがケースに装着されています.
ソニーは分かっていないかもしれませんが,ルプランは「あんなスタイラスじゃ普通の人は使えない」ことは認識しているようで好印象です (^-^)
しかもスタイラス以外での操作が不可能なのですからなおさらです.
また,TG50本体にはシールが3枚はられていました.
1枚は白地に黒文字で「FOR RENTAL」と背面中央に.これは説明不要でしょう.
もう1枚白地に黒文字で「C???」とシリアルNOが背面下部に.この「???」は数字3桁でして,GPSアンテナの「G???」の下3桁とペアになっています.
Bluetoothで接続する機器ですから,対応の取れたペアが分かるようになっているのでしょう.
それに1文字目の「C」は…やっぱCLIEのCなんでしょうね.
最後は,メモリースティックスロットに封をするように,赤字に白文字で「このシールを/はがさないで下さい/ソフトウェア・データの/不正な複製・改変は/法律で禁じられております」(文中「/」は改行)とありました.
ここまで言われると…この封を開けるのはさすがにやめておきました.,中身は気になりますが…やっぱよくないですからね.
中のメモリースティックの種類や容量
# ここまで開けるのもどうかと思うが
…実は封を開けることは問題ないようです.
先の「ご注意」ビラにて「メモリースティックにアクセスできなくなったら」の対処方法として,封を開けて挿し直すとありますし.
ということで…正直に告白すると,中のメモリースティックは白地に金色のラインがありましたのでPROですね…でも,容量や中身までは知りません.
封を開けるのが問題ないんだったら,容量くらいはちゃんと確認してくればよかった…と今更ながら後悔する小心者です私は ;-)
# この段落,2004/03/03追加
それと,液晶には保護シートがはってありました…が,気泡がかなり目立ちました.
もう少しうまくシートははって欲しいものです.
続いてGPSアンテナについて少々.
その外観から,socketのBluetoot接続GPSレシーバのようです.
LEDによるインジケータが3つありまして,Leplanの文字が正しく読める方向では,上からBluetooth接続(青),電源(緑),充電(橙)と並んでいます.
Bluetoothでの接続が行なわれると,GPSアンテナの青LEDはゆっくりと明滅しますが,端末(TG50)の青LEDは点灯したままなんですね.
ここで息を合わせて明滅してくれたら…というのは欲張り過ぎですかね.
他には,スライド式の電源スイッチ,充電用コネクタしかルプランとしては使わないのですが,他にも穴がありますけど…本来は有線でこのGPSアンテナを何かに接続するためなんでしょう.
最後に充電環境について.
専用端末もGPSアンテナも毎日の充電が推奨されるのですが,そのためだけに電源コンセントの口が2つも占められてしまうのはいただけないと思いました.
しかもGPSアンテナ用はACアダプタがコンセントに直接刺さるタイプでして,他のプラグとの兼ね合いでは更に邪魔な存在になりかねないところです.
コンセントに接続する機器が多い人は,電源延長ケーブルを持っていくのも必要かもしれません.
また専用端末の充電器はCLIE TG50のものそのもののように見えましたが,HotSyncケーブルは当然付属していません.USBポートのあるPCも持っていく人なら,ついでにUSB接続のCLIE充電ケーブルも持っていった方がコンセント周りはスマートになるかもしれません.
# そこでHotSyncボタンがついたケーブルを使って,ボタンを押すとどうなるのか…は知りません
できれば,ACアダプタにUSBポートが2つくらいついていて,そのポートからUSBケーブルでルプラン専用端末とGPSアンテナにそれぞれ充電する…なんて仕組みになっていたらいいのになぁと思いました.
これならコンセントは1つ占有するだけですし,ノートPCも持っていく人ならUSBポートにつなぐだけでスッキリしますし.
今後はぜひ対策を考えて欲しいものです.
同梱品やハードウェアの紹介は以上です.
次回は,実際の使用感についてお知らせする予定です.
メモリースティックスロットの封に関する記述について,加筆修正しました.
えぇ,実は開けちゃっていたんですよ.
実際,メモステが微妙に抜けてアクセスできないことがあって,無意識にやってしまいました.
それはホントはイケナイことで,Palmユーザ故のアヤマチかと思っていたら…資料として撮っておいたビラの写真を見たら,トラブルの解決方法としてOKとなっていたじゃないですか!!
そんなわけでの加筆修正です (^-^;;