早速Zire72を持ち出して近所の風景を撮ってみました。
以下主観ですが、使い勝手や画質などの報告をさせていただきます。
注)
筆者は普段は銀塩カメラ派で、デジカメを持っていません。
Web用スナップはパナの愛情サイズビデオカメラ、Visor+eyemodule2、
もしくはZire71、Treo600に付いているカメラで撮っています。
また、日本にいた頃は写メールもまだなかったので、
日本のカメラ付携帯電話にも馴染みがありません。
標準では本体右上のハードボタンを押すとカメラが起動します。
SDカードを挿して右のビデオカメラアイコンをタップすれば動画撮影も可能です。
願わくばシャッターは5Way Naviセンターボタンではなく、本体左側面の
ボイスレコーダーボタンに割り当てたいところです。
(アプリは割り当てられるが、シャッターの割り当ては不可)
屋外で標準設定で普通に撮影した場合(120万画素=写真クリックで原寸大)
Zire71と同様、空が白くとんで見えてしまいます。
しかしながらカメラのソフトは進化していて、プレビューを見ながら細かい設定が出来ます。
White Balance (Automatic/Flurescent/Incandescent/Sunlight)
Low Light
Effects
Resolution 1280x960/ 640x480/ 320x240/ 160x120
Review photos (撮影した写真のレビュー方法)On, no time out/ On, timeout / Off
Effects を使うとこんな3種類の写真が撮れます。
(Black & White / Sepia / Blue)
またAdvanced モードではさらにきめ細かく設定が可能です。
先代Zire71=30万画素=写真クリックで原寸大
画素数の差が素直に出ていると思います。
同じ写真でズームの場合(Zire72=120万画素=写真クリックで原寸大)
屋内撮影(窓からの光のみ。蛍光灯なし=120万画素=写真クリックで原寸大)
ちょっと屋内撮影は苦手なようです。
屋内撮影(ズーム/120万画素=写真クリックで原寸大)
案外綺麗にタイ数字が写っています。
撮影した写真を管理するのにAlbumに変わってMediaという後継ソフトがついています。
*名前は変わってもZire 71 のPhotosコンジットで本体とPCの同期可能です。
MediaのAlbumモードでは写真をAlbumに分類して整理することができます。
Albumごと赤外線やBluetoothで送信したり、SDカードと本体間の移動が可能です。
CPUがパワーアップしたことにより、Zire71で30万画素の写真をカードへ転送するよりも
速く、一瞬でメガピクセル画像をカードへ転送することが出来ます。
レタッチや写真の反転がPalm本体だけで可能です。
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先代のZire71から画素数が一気にメガピクセルになったZire72。
大げさなカメラがついて、被写体に嫌われる可能性はあるものの、
気軽にスナップが楽しめる点では従来と変わりありません。
動画についても画質はそこそこですが、起動も早いし「ささっ」と使えます。
*Pocketgamesさん経由で動画が見られますので以下のリンクを参考になさってください。
某所の定例会の様子をZire72で撮影
ノーマルの設定で撮影すると、空が白くとんでしまう点などは
Zire71から進化していませんが、
その欠点をソフトで各種設定可能とすることで補っています。
また撮影した写真を管理するMediaというソフトも良く出来ています。
しかしながら、シャッターチャンス!は待ってくれません。
うまく取れなかったからといってその場で各種カメラ設定をいじって
撮影しなおしという訳には行かない場合が多いかと思います。
また今回軽量化されたことにより、撮影時に手ぶれが起きやすかったです。
この辺は慣れの問題なのでしょうが、Zire71やTreo600のある程度の重さは手ぶれ防止には
有効なのかもしれません(?)
でもズームも付いて、写真撮影・加工・送信がPCなしでもOK!
というのはビギナー向けのZireシリーズとしては上手に進化していると思います。
Zire73/Zire74(?)と進化していくのが非常に楽しみですね!
投稿者 saruzo : May 4, 2004 03:06 AM | トラックバック