先月末は上海に出張しました。
その際、前回 深セン出張で疑問に思ったキャリアの表示言語について検証してみました。
まずは CJKOS ないしは J-OSをONにした状態です。
キャリアの表示はすべて中国語というか漢字表示になっています。
次に CJKOS と J-OSを両方ともOFFにすると、このようにキャリアは英語表示になります。
そして不思議なのが日本語版NOKIA E61です。
日本語版ですから、フォントとして漢字を持っているので中国語表示されてもよさそうなものですが、
キャリアの表示は英文表示になっています。
これはどういう仕組みなのでしょうか?
タイではキャリア表示は英文のみでした。
というか、キャリア名前が元々英語だというのはありますが・・・。
中国のキャリアは、自分のキャリア名を英語と中国語で配信しているということになりますが、
携帯電話側でそれをどのように受けて、どちらの言語を表示するのかの仕組みがわかりません。
基本的には、携帯電話端末側で持っている情報が優先されるのだと思います。
例えば、日本でも古い携帯電話端末では未だに Vodafone Japanの表示がされます。
Soft Bankと出ることはありません。
Treoは通常の携帯電話端末とは違う仕組みで、キャリア名を表示させているのかもしれません。
うーん、なぞです。
日本でTreoが使えたら 『柔銀行』 とか表示されると素敵なのですが、あり得ませんね。
毎日深夜までびっちり仕事をしていましたが、合間にきっちり上海蟹は食しました。
投稿者 さるぞう : December 9, 2007 10:12 PMさるぞうさん、出張お疲れ様です。
その合間のレポート楽しみにしていました。
>、日本でも古い携帯電話端末では未だに Vodafone Japanの表示がされます。
Soft Bankと出ることはありません。
日本の3G端末は端末本体というよりUSIMに情報が書かれているようです。
私のところでは702NKも705NKもキャリア表示はVodafoneになってます。
charuさん:
古いNOKIAにタイのSIMを挿すと
vodafone
同じSIMをNOKIAのE61に挿すと
softbank の表示になります。
ですから私は端末本体が情報を保持しているのではないかと思っています。
705NKは比較的新しいですが
705NKの母体機種=NOKIA N73が海外で出たのは最近の話ではありません。
N73が海外で出たときにはもしかしてまだ日本はsoftbankではなく、vodafoneだったのではないでしょうか?
softbankがvodafoneを買ったのはいつでしたっけ?
>N73が海外で出たときにはもしかしてまだ日本はsoftbankではなく、vodafoneだったのではないでしょうか?
おっしゃるようにまだVodafoneだったと思います。
どなたか銀色のSIMカード(SofoBank SIM)をお使いの方いらっしゃらないでしょうかね。銀SIMでもVodafoneと表示されるのでしょうか?
多分に想像・推測を含みますが…^_^;)
まず、配信されているオペレータ(キャリア)情報とSIMのオペレータ情報のどちらを表示するかは端末の仕様次第です。
↓両方表示される機種もある
ttp://d.hatena.ne.jp/kyunga/20060829/1156834868
次に、オペレータ情報は“44010”のような数字であり、テキスト情報を送っているわけではありません。
“44010”=“NTT DoCoMo”のような変換は端末側で行っており、この変換テーブルに存在しない場合は“44010”と表示される端末もあります。
以上の内容が正しいという仮定(笑)で振り返ってみますと、
Treoの表示はSIMとか端末じゃなくて、捕まえたネットワークをどう表示するか、という謎ですね。
これは、CJKOS/J-OSが変換テーブルを置き換えているとか、Palm OSがプライマリ言語によって参照するテーブルを変えているとか、いくつか可能性があると思います。
E61は端末の持っているテーブルが“CMCC”となっているのでしょう。
ちなみにワタシの705NKは、SBM SIMで“SoftBank”と表示されているので、NOKIAはSIM情報を優先させているのかもしれませんね。
さすがkomさん、素晴らしい考察です。
数字の羅列がキャリア欄に表示された経験もあります。
日本で旧Voda JPNの802SEにソフトバンクのSIMを挿したら、Soft Bankと表示されました。
タイのSIMを挿すとVodafoneと表示されるので、802SEの場合はSIMの情報が優先されるようですね。
Treoはおっしゃるとおり、恐らく特殊な環境、特殊なケースだと思います。