似ていて非なるTreo650とtreo600。
今回はカメラ・音楽プレーヤーの比較レビューです。
* 写真の様に650には自分撮り用のミラーがついているが、小さすぎて、まず使わない。
カメラ機能は30万画素と600と同じ画素数ですが、いくつか相違点があります(基本的にはZire72の機能に近づいたといえます)。
以下600との相違点を簡単に紹介します。
2倍までですが、ズーム撮影ができるようになりました(5Wayの上ボタンを押すとズーム)
標準で動画撮影も可能になりました。
また白黒、セピアなどの写真が撮影できます。
屋内撮影での画質が大幅に向上しました。
写真左が650、右が600で撮ったものです。
一目瞭然ですが、屋内撮影で600は青いノイズが入りますが、650はノイズがありません。
正直600では屋内撮影は絶望的でしたが、650のレベルならまだ耐えられます。
そして屋外撮影です。本体への写真の取り込みが早くなり、とても軽快です。
ハイレゾなので、撮った写真がすごく見やすくなりました。
画質もくっきりしていて見やすくなった気がします。(写真はいずれも650で撮影:場所-サムイ島)
撮影した写真を回転させたり、落書きしたりてそのままMMSで送信できます。
600でも同じことができますが、650ではアプリが基本的にはZire72とほぼ同じものになっています。
ヘッドフォンで音楽を聴くためにはまたしてもこのアダプターが必要になります。
別売ですが、600と共用です。
デフォルトでは、側面の上下キーの下、サイドボタンを長押しすると、RealPlayerが立ち上がります。
600のPocket TunesからRealPlayerにアプリが変わっています。
個人的には、Pocket Tunesは、フォルダごとにアルバムを整理できるので使い勝手が600の方がよかったです。(Life Driveは600と同じPocket Tunesを搭載しています。)
もちろん650でも後からPocket Tunesを入れることは可能ですが、ただでさえ少ないメモリーを食いたくないので入れていません。
(そうでなくても例のメモリー問題でユーザー領域が圧迫されているのにぃ。いつアンロック版のUpdatorが出るのでしょうか?)
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さらさら〜っと印象にあまり残らないレビューになっていますが、
3ヶ月ぶりに600で写真撮影をしてみると、当時は満足していたものが、
650に慣れてしまうととても使えたものではありません。
特にカメラ機能は、画素数こそ30万画素と変わっていませんが、大幅な進歩です。
音楽プレーヤーの使い勝手はtreo600の方がよかったかもしれません。
結果として650に乗り換えてから、写真はより多く撮るようになり、
音楽プレーヤーはほとんど使わなくなっていましました。
次回は標準アプリケーションの相違点です。
(Handspring製treo600ともpalmOne製Zire72とも微妙に違います)
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