July 10, 2004

treo600 6ヶ月使用報告 外観編

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treo600 を使ってから6ヶ月が経ちました。
電話機能を中心に普段どんな風にtreoを使っているのか、
何回かに分けてお送りします。

CDMA版の黒treoはりぶりぶさんのサイトを参照ください。
ハードウェアのスペックなどはpocketgamesさんのレビューを参照ください。

* 外観 *

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OS5 のローレゾマシンです。30万画素のカメラを積んでいます。

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普通に電話をかけるときはこんな感じになります。

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このコーナー3箇所の滑り止めゴムが大事です。本体が180gと携帯電話としては重いです。
また画面も大きいので落としたら壊れる確率大です。(既に3回落としてますが)

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左側面はボリュームボタンです。
待ち受け時は着信音のボリューム、通話時は音声のボリュームとして機能します。
ジョグ機能ははありませんが、別途ソフトウェアの追加で上下ボタンとして機能します。
写真はハンドスプリングのロゴが入っていますが、最新のものはPalmOneという文字に変わっています。

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5way ボタンはTungsten と少し異なります。
ハンドスプリングが独自にカスタマイズしたもので、状況に応じて最適なボタンをクリックできるようになっています。
例:
携帯メールソフトを起動、読むだけ=何の文字も書いていない状態 であれば下ボタンを押せばメーラーを閉じます。
同じメーラー内でメッセージを書き、下ボタンを押すと送信になります。Wnderful!

ハードボタンは標準では一番右がPDA機能の電源ON/OFFになっています。
アンテナ脇にも電源ボタンがあり、長押しすると、電話機能のON/OFF、短く押すとPDA機能のON/OFFになっています。
しかしアンテナ脇は押しにくいので普段PDAとしてはこのボタンを多用します。

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キーが光ります。ハードウェアボタン、5wayが綺麗なブルー(写りが悪いですが)、
キーが薄い緑に光ります。

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左からスタイラス、バイブモードのON/OFF、赤外線、その右、アンテナの脇が電源ボタンです。
(長押しで電話のON/OFF、短く押せばPDA機能のON/OFF)
従って、通話ができない日本では電話機能をOFFにしてPDA機能だけONにできます。
(最近飛行機内では、電話機能をOFFにしてもまぎらわしいのでスマートフォンの使用は禁止になっています)
下の真ん中がSDスロットです。(ちょっと出っ張りますが、ここに指が掛かって、滑り止めを兼用?)、

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スタイラスはこんな感じです。
伸縮タイプではありません。先端を外すとリセットピンになります。

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上がSDスロット、下がSIMカードを挿入する場所です。

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SDのダミーカードです。左がハンドスプリング版、右が最近のものなので
PalmOne版だと思います。
(実はtreo600は交換などして今のが3代目です。3台目に同梱されてきたのが
ハンドスプリングのロゴのない写真右のものです)

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SIMカードはこんな感じに入っています。

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コネクタはtreo270と同じハンドスプリング独自の形状で、ユニバーサルでも、ミニUSBでもありません。
左の穴はヘッドフォンを挿す穴です。右下の穴はマイクです。

* ケース *

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標準のケースです。ベルトクリップもなく、電話のケースとしては今ひとつです。

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電話としての使い勝手を重視し、Covertecのベルトクリップケースをいつも使っています。
ハンズフリー用のヘッドフォンを挿したままです。
電話が掛かってくると左胸ポケットに入れたヘッドフォンを耳に差して通話します。
着信の度にtreoをいちいち取り出さずに済むので、落下させることがほぼなくなりました。

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本体を取り出すときには巨大なアンテナに指を引っ掛けてこのように取り出します。
このアンテナが邪魔という人が多いですが、このケースを使うには不可欠です。

* 日本語の表示・入力 *

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CJKOSの表示も問題ありません。
J-OSでは蜃気楼の「蜃」など第二常用漢字がスモールフォントで表示されません。
また、CJKOSを入れれば、標準のブラウザー Web の日本語表示も100%OKです。
(標準では一部のサイトが日本語表示不可)

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J-OS IME、POBox共にきちんと動き、日本語入力にも問題ありません。
(POBoxでは開発者の増井さんに各種要望を聞いていただき、入力できるようになりました)

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最近日本でもモバイルプラザ等で入手可能になりましたが、まだまだ目にする機会が少ない機種です。
日本で通話できなくても欲しい方、海外旅行、出張のために買おうか迷っている方の
少しでも参考になれば幸いです。

次回は電話機能を中心にご紹介します。

参考:当blog内 treo600関連エントリー
電話機能編
マルチメディア編
日本語SMS編
カスタマイズ&ユーティリティ編
treo600をタイで使うコツ

投稿者 さるぞう : July 10, 2004 04:29 PM
コメント

> 標準のケースです。ベルトクリップもなく、電話のケースとしては今ひとつです。

自分の Cingular GSM Handspring Treo600にはベルトクリップ付きの横型
ケースが付いてきて割と気に入っていたのですが、子供に壊されてしまったの
で、同じく Goldの Covertecケースを使っています。色はこちらの写真に比べ
るともうすこし明るいものです。

知り合いの Sprint CDMA版 Treo600にはベルトクリップも無いものが付属し
ていました。いろいろ違うケースが付いているようですね。

Posted by: : July 17, 2004 12:02 AM

な さんは北米在住ですか? >Cinglar
私も昔オレゴンに住んでいました。E-Mailもない時分でしたが・・。

電話キャリアの供給するタイプはちゃんとした
ケースがついているのですね。

そしてCovertecのGoldというのも興味津々です。私はSingaporeで真っ赤なものか、このブラウンの選択肢しかなく、当然スーツにあうようにブラウンにしました。
女性だったら赤のケースとマニキュアの爪でいい感じかもしれませんね。
引き続きレポートしますのでまた遊びに来てください。

Posted by: さるぞう : July 17, 2004 01:17 AM

はじめまして。
Treo600の中古を買った記事を書いたので、リビュー記事をTBさせていただきました。

Posted by: bobby : November 10, 2004 12:32 AM

再びTreo600ネタを書きましたのでTBさせて頂きました。といっても、記事内容は前回とあまり変わらないのですが...

電話の機能に慣れるのに時間が少しかかりましたが、電話とPDAが合体しているというのはなかなか良いですね。昨日、トンガンへ出張した時も、Treo600でメールを読んだりできました。森田将棋で暇つぶしも出来て最高です。

あとは、携帯ストラップが付けられれば最高なんですが...

Posted by: bobby : November 12, 2004 11:50 AM