Treo650 CDMA版が出て、アジアでGSM版が出るまで指をくわえて待っているしかないのですが、Treo600もまだまだ進化しています。
ここ最近発売されたサードパーティー製の周辺機器です。
アメリカで発売されています。日本でも使えるのかよくわかりませんが、
車内で使うためのホルダーや、GPSアンテナユニットが付いていて本格的です。
Treo600で650と同じようにBluetooth機能を追加して、ハンズフリーをつけたものです。
私が650で一番欲しかった機能を600で実現してしまいました。
(650を買う大義名分が・・・。買いますけどね)
私のVZ90はZire72やTungsten Cを押しのけて、立派にサブマシンとして活躍中。
もともとタイ人のオフ会に出るためだけに買ったのですが、動画を持ち歩くことは
非常に楽しいですね。
ところで日本でしか基本的に売っていないVZ90の英語化が出来ます。
CliePet's VZ90 HacksからEnglish Patchをダウンロードして、Filezを使って言語関連のファイルを書き換えるようです。
私のPCにもダウンロードはしましたが、まだ試していません。
タイのTPUGメンバーの期待を裏切るようですが、日本語への戻し方がわからないのと、高価なVZで人柱はもったいなくて・・・。
* このサイトには他にもVZ90のランドスケープ機能拡張などいろいろ楽しいパッチがあります。
ちなみに米国のDynamism.comでVZ90を輸入販売していますので、アメリカ人なら購入して英語で使うことが可能です。
11/14(米国時間=日本時間本日)Treo650 Sprint モデルが発売になります。
私のところにもPalmOneからメールが来ましたが、
米国Sprint以外のキャリアでは使えませんので発注はしていません。
600ユーザーとしては650の発売には期待と不安があります。
追記:11/20 Treo650が当たる!
まず、期待するところは、
1: Bluetooth 搭載
2: ハイレゾ化
3: 改善されたカメラ
4: MMSとSMSのアプリ統合
この4点です。
Bluetoothについては先日書いたように、600の2代目のハンズフリーが
壊れたままですので、物理的断線の心配ない、Bluetoothハンズフリーを
是非使いたいです。日本出張時にはNOKIA7600+Bluetoothハンズフリーなのですが、
線がないというのは非常に快適です。
*携帯電話と携帯電話をつなぐようなプロファイルは恐らく持っていないと思うので
日本で他の携帯とつないで通信・・・というのは望み薄な気がします。
ハイレゾについては、文字を読むのはローレゾでも満足なのですが、
内蔵カメラで撮った写真を見るにはハイレゾは必須です。
実際、キレイに撮影できた写真でも600ではパッとせず、よくZire72とかに
ビーム転送して、写真の出来栄えを確認したりしていましたので・・・。
そのカメラですが、噂のメガピクセル化は見送られましたが、
室内など輝度の低いところでのホワイトバランスが大幅に改善されました。
携帯メールアプリについてはPalmOne本家のソフトに統合され、これまで別々だった
MMSとSMSが1つのアプリで済みます。
で、不安に感じていることですが、
根本的に「650になったらトータルとしては不便にならないか?」
ということです。
まずはバッテリーの持ち。
そもそも600がOS5でローレゾという特殊なマシンになったのは、
携帯電話として使うにあたって、バッテリーの持ちが悪くなるから、
という記事を読んだことがあります。
600はGSMとしては大きな画面を積んでいる割にはバッテリーが数日持ちます。
Zire72の様にすぐにバッテリーが消耗するようなマシンではありません。
650はバッテリーが取り外せるわけですが、取り外せるのではなく、予備バッテリーを持っていないといけない=バッテリーが持たない、のではないでしょうか?
そして日本語化、特にJ-OSですが、これは先日まではOSの構造がTungstenT5と基本的に同じなので
不安視していました。
でもTungsten T5用のJ-OSもベータ版がリリースされましたので、
多分大丈夫・・・かな?
最後に600はかなりのアプリが出ていて、カスタマイズが可能です。
カスタマイズがいろいろ出来るところが代々treo90も含めてtreoシリーズの魅力なのですが、
今の600と同様の状態に持っていくまでまた1年くらい待たなければならなそうです。
以上、特にバッテリーの持ち、カスタマイズの点から、650に機種変更すると
反って不便になるのでは・・・と思います。
でも、でもですね、以下のプロトタイプのレビューとか見ると、
650欲しいなぁ・・・とため息が出てしまいます。
米国は今日発売、欧州は2月、香港では3月という話です。
ASEAN(シンガポール)上陸も3月・・・かな?
あと5ヶ月、長いですが、この間にカスタマイズのアプリがどんどん出て、
日本語化環境も整って・・・というのを期待します。
あ、私毎年年明けにアメリカ出張が・・・(うふっ!)
参考:プロトタイプレビュー (Treonauts)
http://blog.treonauts.com/2004/10/treonauts_spend_1.html
http://blog.treonauts.com/2004/10/treonauts_verdi.html
詳細な画面写真とか載っていてヨダレもんです・・・。
追記:Treo650が当たる!
PalmGear.com で買い物をすると Treo650が当たります。
私もアプリを購入したけど、当たるといいなぁ・・・。
去る10月30日、バンコクFoutune Town のIT Mallで行われた
TPUG(Thai PDA User's Group)の月例ミーティングに参加させていただきました。
前日夜まで、日本出張だった私は、前振り通り物欲に従って新兵器を携えて、
日本人がいないこの会に緊張気味に赴きました。
写真は会場のCoffe SHOP Lay's PDAです。
店内はオーナーの粋な計らいで、オフ会の16:00-20:00の間、無線LANが無料でした。
そして、コーヒーを頼もうと思ってメニューを見ると・・・
なんとすべてPDA関係の名前がコーヒーについています。
(例:カプチーノというメニューはこの店ではZireと呼びます)
女性ユーザーPumuqさんのTungsten T3。
派手好きのタイ人を象徴したマシンになっています。
綺麗に花柄のフィルムが貼ってあります。画面もハム太郎が走り回っていました。
すごいスピードでスクリーンをタップ、Graffiti Short Cutを書きまくって、他にも様々な壁紙を呼び出して見せてくれました。
近々Zire72もあの剥がれまくる青いゴムを剥がして、フィルム貼りに挑戦するそうです。
彼女が自分でこれらの細工をしてしまうところも驚きますね。
こちらはiQue3600。きちんとGPSと通信ができていました。そして男性ユーザーでも壁紙に凝るのはやはりタイ人です。
今回私が日本出張で調達してきたのが、コレ。
有機EL搭載で話題のClie VZ90です。
海外では撤退してしまったClie。
会場にはClieユーザーも多く、「なぜ、VZ90はタイで出ないのか!」と掲示板で熱い書き込みで盛り上がっています。
今回TPUGオーナーのSK-さんには前振りしておいたので、
私が席について自己紹介を終わるや否や、「アレ、持ってきてくれましたか?」と訊かれたほどです。
VZ90は非常な注目を集め、私がオフ会にいた2時間の間、一度も手元に戻ってきませんでした。
私自身は買ったばかりで充電だけして持ってきた状態だったのですが、
皆さんClie大好きですので、自分のメモステやClieのリモコンを挿し込んで、AV機能を試していました。
挿し込んでいるメモステが、コピー品であるところもタイらしいところです。
VZ90をテーブルに置いて、10人くらいがVZ90を囲んで撮影会をやったり、
皆さんVZ90を手にして満面の笑みでした。
Pumuqさんには「ちゃんと保護シート貼った?貼らずにこの会に来るなんて自殺行為よ。」と笑われました。
会場にはタイで有名なプログラマーも多数参加していました。
VZ90同様に関心を集めたのが日本のPalm Magazineです。
特に最新号 vol.24のPalm改造プランには興味を示したようで、
Palmにフィルムを貼る方法や、自分流にボディーを改造してしまう方法については記事を写真におさめていました。
その中で、日本に関する質問も飛び交いました。
「日本の本は左から右に開くはずなのに、なぜPalm Magazineは我々と同じように右から左へ開くのか」
「Clieは3ヵ月おきに新モデルを投入していたが、日本人は3ヵ月毎に新規購入できるほど金持ちなのか?」
「なぜ携帯電話があれほど異常に発達するのか?」
「日本のPDAユーザーはどのくらいいるのか?バンコクにはどのくらい日本人PDAユーザーはいるのか?」
などなど、想定していなかった質問ばかりで汗をかきました(笑)。
Pumqさんは実はタイのガジェット雑誌 PDA MagaZ の記者です。
近々日本人とPDAについてインタビューしたいと言われました。彼女が書いた記事はもちろんタイ語です。
この人がTPUGオーナーのSK-さんです。
PalmOneの公式イベントに招待されるほどの方です。
各種表彰
その後賞品が出るゲームタイムです。
まずはBlue toothを使ったゲームです。
自分のメモ帳に名前とメルアドを記入して、SK-さんのT3に向けて
Bluetoothを使って最初に飛ばした人が勝ちです。
いざZire72でやってみましたが、この狭い会場にこれだけのBluetooth端末が・・・。
SK-さんのT3はどこ?
次のゲームは ゴキブリレースです。
どのゴキブリが先にゴールインするか、各自自分の手書きメモに番号を記入し、高々と掲げます。
画面のゴキブリに熱い視線を送るTPUGメンバー達
最後の賞品は革製のメモリーホルダーでした。
これを獲得するのにふさわしいゲームは、「今日、この場に何枚メモリーカードを持っているか!」
を競う内容でした。
運動会のタマ入れのように、コップに自分が持っているメモリーカードを出していきます。
集計タイム。勝者はなんと9枚も持っていました。
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タイ人しかいないこの会に出るのはかなり不安でした。
タイでPDAを持っているということはかなりの上流階級で、普段我々日本人がまず接する機会の
ない人たちです。
彼らはメモリーカードの枚数を見るまでもなく、かなりのヘビーユーザーです。
会場では、何人もの人がBluetooth Handsfreeを耳に挿しっぱなしにしていました。
また、初代i macを抱えて持ってきたツワモノもいました。
その人たちと楽しく時間を過ごすことができるか非常に心配だったのですが、
結果は予想以上に楽しい時間を過ごすことができました。
(もちろん今回 VZ90とPalm Magazineを持っていったことでかなり救われましたけど)
そして全員が英語を流暢に操り、一部の人は日系企業に勤めていることもあって、
片言の日本語を話し、私が下手なタイ語を駆使せずとも意思疎通には何の問題もありませんでした。
タイという国が、微笑みの国とも言われ、人に優しいことは再認識しました。
今回SK-さんをはじめ、何人かに「日本人のミーティングに是非出たい」と言われましたが、
我々日本人の方が海外に住んでいて、英語やタイ語が出来てもタイ人よりも排他的な気がします。
いきなり外国人がミーティングに入ってきても、普通にオフ会が進行できるのか、自信がないですね。
でも近々、TPUGと合同ミーティングをやるのもいいかなとも思います。
以下、今回いただいた賞品です。
Zire72用ケース Bluetoothゲームで取った帽子
今回多忙のため、出席できませんでしたが、タイで有名な映画監督もかなりの
ヘビーユーザーだそうです。(是非VZ90を見たい!という私への伝言も頂戴しました。)
現在アメリカで3ヶ月間映画撮影中とか。
また、クリスマス会あたりではかなりの盛り上がりを見せるので参加させていただきたいと思います。