私の愛用しているメーラーはジャストシステムのShurikenです。
理由はPalmにメールを流し込んだり、
簡単にメールをDocとしてPalmに保存できるからです。
3月の発売日に購入して開封していなかったShuriken Pro4。
今日は久しぶりに時間が出来たので、アップデートしてみました。
アップデート中に「Palm連携ツールを削除します」と表示されました。
「ん?Pro4は連携ツールを使わなくてもPalmと繋がるんだぁ。さすがだね。」
とルンルン気分でいざ起動。
「あれ?Docに変換するボタンがない?」
Hotsyncのプロパティを開いても、
「shuriken Mailコンジットもない?」
CD-ROMについてきたメモを見ると・・・
「旧バージョンのShurikenで利用していた音声機能、Palm連携機能はShuriken Pro4ではご利用いただけません」
こんなところにも日本からPalm後退の余波が?
結局旧バージョンのShuriken Pro3を使用中。
メーラーとしてはPro4は格段に進歩したのですが、Palmと繋がらなければ私には意味がありません。
OS4以降PCメールとの連携って標準でサポートしてないんですよねぇ。
皆さんはどのようにPCメールを英語版Palmに放り込んでいますか?
今回は私の妻子がどのようにパームを使っているか紹介します。
現在の妻子使用機種
妻・・・・・・・・・・・Zire72
長男(間もなく5歳)・・・初代Zire
* 妻は私のお古を引き継いでいます(Zire72が5台目です)。
以下彼女のメインマシン履歴です。
1:Visor Deluxe
2:初代Zire
3:Visor Prism (Bejeweled!をやりたかったので、カラー機に乗り換え)
4:Zire71
5:Zire72
** 妻 の場合 -> Zire72 **
まずは彼女のZire72ホーム画面です。
NOKIA7600同様、壁紙はヨン様です(苦笑)。
パズルゲーム好きな彼女が現在はまっているのが寿司くるぽんっです。
マルチメディア機Zire72の機能をフルに使っているのも彼女です。
内蔵カメラにはZire71時代から撮り貯めた長男の写真が入っています。
(NOKIA7600で撮った写真も赤外線でZire72に転送)
DVDもpalm Desktopで変換し、1GB SDに入れてたっぷり持ち歩いています。
どんな動画を持ち歩いているかというと、ここでもヨン様。
長男と一緒に観るパンダーZなどが入っています。
(Zireを持って、タイ人奥様の集まるヨン様オフ会に行ったら大人気だったらしい)
キッチンでは、Zire72を立てかけ、Real Playerの音量を最大にしてBGMとして楽しんでいます。
ここまでだと完全にマルチメディアマシンであり、Palmでなくてもよさそうなのですが、
彼女がPalmのPIM機能を使うのは、日本へ一時帰国するときです。
標準のメモを使って、日本での買い物リスト、行くところリストを作ります。
Zire72はGraffiti 2マシンですが、過去4台Graffiti 1を使ってきた彼女は、
「Graffiti 2は書けない」とのたまい、Teal Scriptを使ってGraffiti 1で
ササッとZire 72に書き込んでいきます。
在タイ3年、既に日本の鉄道事情に疎くなっている彼女にはTRAINは欠かせません。
そして先述の通り、毎朝私のTreoからニッカンスポーツの芸能欄を赤外線で受け取り、
Pookで最新の芸能情報を確認します。
スポーツ新聞の宅配はバンコクではありませんので非常に重要です。
(特に韓流情報?)
** 長男(間もなく5歳)の場合 -> 初代Zire **
そもそも私が初代Zireを購入したのは、
当時持っていたPanasonicの携帯にとっても似合いそうだったからです。
Zireの左ハードボタンを押すと、手書きメモが立ち上がるようにしています。
彼のPalmの手書きメモには、彼や友達の作品が170点以上入っています。
(どれが何の絵なのかよくわかりませんが・・・)
最近ひらがなに興味を覚えた彼が一番使うのが、ひらがなぱぁむです。
(右ハードボタンを押すと「ひらがなぱぁむ」が立ち上がるようにしています。)
文字をなぞって、正しく書ければ、高得点が出ます。
全部書き終わると、どんな言葉を書いたのか最後にわかります。
「おとなモード」と「こどもモード」があり、「こどもモード」では
「なかよし」などかわいい言葉が出ますが、「おとなモード」では
「パパ、これ何て書いてあるのぉ?」と無邪気な質問にZireをのぞくと、
「りすとら」「せくはら」など説明に困ることが多々あります(^_^.)
ホーム画面をタップし、アイコンをクリックすると子供用ゲームが始まります。
2歳前から私のパームを眺めている長男にとって、
スタイラスでタップすることは箸を正しく持つより簡単なことです。
売り場でClieを見つけると、親が目を離したスキにデモ機からスタイラスを抜き取り、
画面を激しくタップしまって店員に注意されるような2歳児でした(嘘のような実話です)。
Amusement Park には子供でも楽しめるじゃんけんゲームなどが入っています。
彼が「ぞうさんのゲーム」と呼んでいるのはHi and Lowです。
次にめくるカードの値が前のカードよりが大きいか、小さいかで勝ち負けがわかるので
4歳でも簡単に遊べます。
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現在我が家には11台のパームがあります。
私が昔使っていた機種は、眠らせてはもったいないので、妻子が使っています。
妻の方はゲームやAVをメインに適当に使えるのですが、
子供用のパーム(両親が使っていると使いたがる)の選定は難しかったです。
- 落としても壊れない素材と軽さを備えていること
- 万が一壊れても気にしない価格
- 簡単な操作性
- バッテリーが持つこと
これらの条件を満たしたのが初代Zireでした。
手書きメモでのお絵かきは、ともだちが来るとZireを取り合いしている様です。
来月で5歳になるので、Zire31あたりを与えて、SDに入れた子供番組を観まくる、
なんてことも彼なら可能でしょうが、そんな時間があれば一緒に遊んであげたほうがいいですね。
妻はパームを使っていますが、日本語化、セッティングなど難しいことは一切わかりません。
ただ、与えられたパームを使うことはできます。
彼女のようなユーザーが増えないとパームユーザーの裾野は広がらないでしょう。
みなさんの配偶者がどのようにパームを使っているのか、
子供用にこんなアプリがあるよ、という様な情報をコメントで教えてくださいませ。
Treo650をメインに使っている私ですが、
Treoといえども万能ではありません。
Treoが使えない場所で使うPalm
Treoが持っていない機能を持つPalm
Treoよりもある機能が使い勝手がいいPalm
これらを含めて現在3台のサブマシンを使っています。
** Clie VZ90 **
まず最初はClie VZ-90です。
海外出張が多い私は、飛行機での移動が頻繁にあります。
Treoの様なスマートフォンは、電話機能をOFFにしていても機内での使用は禁止されています。
(最近シンガポール航空などでは、電話機能を有するPDAも使用禁止です。とアナウンスされます。)
そこで出張時や旅行時に活躍するのがClie VZ90です。
Clie VZ90は無線LAN機能を内蔵しています。
空港では無線LANの使用が可能なところが増えており、
フライト前にVZ90でメールを取り込んでおき、機内で読みます。
PilowebでいつもはTreoに流し込む当日の日経新聞の記事も、
家を出る前に、メモリースティックに流し込み、機内で当日の新聞記事をチェックしておきます。
こうしておけば、出張先に着いたときには当日のニュースはすべて頭にはいっています。
新聞、メールチェックをTreoの代わりにVZ90で済ませた後は、
VZ90の本領発揮です。
タイのカラオケVCDや、PDA CINEMA CONTENTSから
ダウンロードした短編映画をVZ90で機内鑑賞します。
バンコクでは、邦画の短館ロードショウものは見られないので、非常に楽しめます。
有機ELの美しい画像は、機内TVよりも断然美しく、目が疲れません。
機内食が出てくるとZ90の置き場がなくなります。
そうしたら今度はVZ90のアプリを切り替え、
メモリースティックに入っている音楽を聴きながら食事をします。
旅行時には、ホテルで退屈した子供がVZ90に入っている仮面ライダーを楽しみます。
** Tungsten C **
2代目のサブマシンは、Tungsten Cです。
バンコクのスターバックスには有償無線LANサービスがあります。
先月から、私のアパートのすぐ隣にスターバックスが出来ました。
22時まで営業していますから、仕事が終わって帰宅してから
Tシャツに短パン、ポケットにはTungsten Cを入れて隣のスタバに出かけます。
ラテを飲み、店内に流れるJazzを聴きながら、Tungsten Cで
メールチェックやネットサーフィンを楽しみます。
私にとって1日の仕事疲れを癒す贅沢な時間です。
Treoに無線LANが入っていればTCは不要になるのに・・・と思われる方もいると思いますが、
せっかくリラックスしてラテを飲んでいるところに電話がかかってきてしまうのは興ざめです。
帰りには妻用にカフェ・アメリカーナをテイクアウトします。
22時前に帰れない時には、自宅でTungsten Cを使ってベットに寝転んでメールチェックです。
PCやVZ90よりも起動が早く、キーボード内蔵で使い勝手のよいTungsten Cは大事なサブマシンです。
** Clie SL10 **
最後にClie SL10です。
このマシンを購入したのは、文庫本を読むためです。
Palmがカラー化し、電池のもちも最近のマシンはよくなりましたが、長時間使用すると目が疲れます。
白黒画面でジョグダイヤル付のSL10は青空文庫などの文庫本を読むには最適です。
バッテリーの持ちもよく、万が一バッテリーが切れても乾電池なのでまったく心配ありません。
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以上の3台は、それぞれTreoが持っていないもの
= 機内で使える
= 無線LAN内蔵
= 有機ELの美しい画面
= 白黒長時間バッテリー
という機能を補完してくれ、サブマシンとして欠かせません。
しかしこれらのマシンの特定の機能のみを使っていて、スケジュール管理などは一切していません。
従ってこれらの使用方法を補完するのはPalmでなくても実はよいのです。
でもそれがPalmになってしまうのは、私がやっぱりPalmが好きだからですね。
(VZ90が単なる動画マシンで、もしPalmOSを搭載していなかったら、高くて絶対買いませんから)